研修は半分を終え、折り返した。
今はネカフェ@新宿。
いい加減、自宅でのんびりネットに興じたいと思うのだけど、まぁしょうがない。
現在、会社の研修のため2週間東京に在住している。
毎日会社に行って座学中心の研修を19時くらいまで。
既に名古屋で少ないながらも現場に出ていたこともあって、実に刺激的な毎日だ。
自分達のやっている商売って中々に面白いものだと思う。
同期の仲間もそれなりに気の合いそうな連中もいて、特に不満のない1週間だった。
先程、最近のhmyの更新を読み返しいたのだけれど、
なんというか、まぁ、ツマラナイ文章ですね。
時期が時期だけに仕方がないと割きって下さい。
さて、昨日の研修の中でとても考えさせる出来事があった。
午後に会社で扱う商品の説明を受けていた時、ある担当者がこういった。
「客のコンサルタントになって下さい。“売る”んじゃなくて、ソリューションをして下さい。これを投げて5年働いていた人とそうでない人では、その人の市場価値が大きく変わってしまう。」
刺さった。
そして直後、愕然とした。
なんでこんなことで衝撃を受けているのかと。
以前の自分と今の自分の乖離にうんざりした。
はっきり言って、上記の言葉は自分が何度も何度も何度も言われ続けてきた言葉の下にあるものだ。
いわば、前提である。
正直、短い期間ではあるが働いてみて、違和感はずっと感じていた。
現場ではソリューションの前に“売る”ことが先に来てしまっている。
自身が激しく嫌悪していた目的と手段の逆転だ。
営業マンとして、受注金額がどうしても目標になってしまう。
無意識下で、逆説的に自分に言い訳している自分がいた。
言ってしまえば、「これで顧客の問題は解決するのだ」と。
実に馬鹿げた話だと思う。
その先を語っていた自分はどこにいってしまったのだ!?
この1年間は重要な実験になると思う。
社内と顧客、その顧客を両方を満足させ続けることが可能かどうか。
でもやらねばならない。
そうでないと、今まで自分を支えてくれた人達に会わせる顔がないのだ。
本当に、やれやれである。